NPO現代座 沿革

1965年「統一劇場」の名称で創立。「演劇は時代と向き合った作品・俳優・観客の、劇場における統一現象である」と主張するユリウス・バップの統一劇場論に触発され、つねに時代と向き合った創作劇の上演をこころがける。
1975年松竹映画「同胞」(山田洋次監督)で、地域で取り組む青年たちと劇団の活動が描かれ、日本青年団協議会をはじめ活発な上映運動がくりひろげられた。
1990年創立25周年を契機に、「人間が直接人間に働きかけ、同時代に生きる者同士のきずなを共鳴させる劇場の創造」をめざして、劇団名を「現代座」とあらためる。
1994年ブラジル移住者から日本を見る「もくれんのうた」ブラジル全土で公演。
1996年阪神淡路大震災で被災された方々の1日も早い復興を願って創られた「絆をつくる町」全国縦断公演。
1998年諫早湾干潟救済活動家からの要請を受けて「虹の立つ海」を制作。
2004年8月までに全国167公演を実現。
2002年特定非営利活動法人の認可を受け、「NPO現代座」に改称。